2012年1月24日火曜日

美人時計と選挙

間近にせまった京都市長選挙に関してこんな記事が。



<京都市長選>「美人時計」方式で投票PR 電子看板で残り日数お知らせ


選挙まであと何日ですよ!ってのを美人時計方式の美男美女に広報してもらうってもの。
それを駅前のでっかい電子看板に掲示。
こんな感じ。



おなじような試みは過去の他の選挙でも。

2011年の新潟県議会議員選挙では、新潟県版美人時計そのものの何点かに、投票を告知する写真を挿入。


こんな感じ。


ちなみにこの時の投票率は52.88%と前回2007年の同選挙の61.12%を下回った。




駅の大型掲示板への広報といえば、去年の東京都知事選挙の際の東京都選挙管理委員会の試み。
こんな感じ



この時の投票率は57.8%と前回の54.35%を上回った。



旧来のものじゃないあらたな試みをすること自体はいいと思う。
が、費用対効果はどうなんだろなって気はする。


どうせなら、駅から側の期日前投票所までをそのままポスターで案内するとかもセットでやればいいのに。
選挙あるんだ!!と思った人を、実際に選挙にすぐに誘導する仕組みまで欲しいな。
(追記:とおもって調べてみたら近くに期日前投票所はないみたい・・・)
京都市長選挙期日前投票所   

とりあえず、京都の人は選挙いってね!!
2月5日だよ!
(ちなみに冒頭で参考にした記事には投票日は書かれていないっていうねw)

ちなみに、ivoteの時は、2010年の参議院選挙の時に、ブログで街の若者の声と共に選挙の日をカウントダウンってのやったな~



2012年1月6日金曜日

政治への関心というハードル

新年一発目のブログです。
みなさん、今年は去年よりブログ書くつもりなのでよろしく!

今日の日経新聞

今日の日経新聞の記事に、去年6月まで自分が代表をしていた「学生団体ivote(アイ・ヴォート)」がとりあげられてた。
「C世代駆ける」 って年始連載企画の中に。今日のタイトルは「政治を取り戻せ 未来を若者の手に」。
他にもドットジェイピーの未来国会なんかも載ってた。

居酒屋ivoteって?

ivoteは昨年11月に行った「居酒屋ivote」の際の取材のよう。
「居酒屋ivote」は11回目を迎える、ivoteのロングラン企画の1つ。
概要はこんな感じ。

学生・若者が日頃からいく普通の居酒屋で、
5品3時間飲み放題とかで、
29歳までの若者(主に学生)と各党国会議員(4~6党)が飲む。
参加者もゲストの国会議員もivoteメンバーも、一人3000円払う。
参加者は3時間で、飲み食いしながら、いろんな党の国会議員とフラットに話せる。


こんな感じ。



政治へのハードル

同じく今日の日経新聞の関連記事に東浩紀さんのインタビュー記事も。
東さんがインタビュー内でこうおっしゃている。


「とにかく、ハードルを低くする。市民が政治だと意識しないまま、いつのまにか興味を持つような仕組みが必要だ。」


東さんはITを使って、この仕組みづくりの実現を目指している。


ivoteは、「若者の政治参加の促進」を目指して立ち上げたわけで、
活動の中で一番重きをおいたのが、

「ivoteの活動にいかに”政治への関心が高くない人”を巻き込むか」


その中で生まれた企画の一つが上記の居酒屋ivote。
居酒屋にすることで、飲み会にすることで、すこしでも参加の「ハードル」をさげようとした企画。
政治の講演会とか勉強会に参加する人は「政治好き」だもん。



政治へのハードルを下げる必要性
自分の身の回りでも盛んに、政治系の勉強会・イベント・グループ等の話を聞くし数も増えている気がする、やっぱりそれは一部の人達の集まりに過ぎない。
絶対に参加しないって層がまだまだ多い。
でも、この”政治なんて知らん””難しいし・・・”的な層にアプローチして、
”政治、ちょっと気にしてみようか””おれ、当事者だ”
って考えを変えてもらわにゃ。

それが既存の仕組み・既存の利権を崩して変えていく大きな原動力になる!


ハードルを下げて、政治への接点をより多くの人体験してもらうことが大事。
政治好きな人だけで、議論して勉強しているだけじゃ、何も変わらん。
多くの人に、「政治=日常の1部」と思ってもらえるように、多くの人にアプローチし続けることが大事。
今年もこの活動を続けていきたい。