2015年7月16日木曜日

政治家は政治に関心が強い人のことしか考えていないのかね

さくっと気持ちを書きとめるために。まとまってはない

昨日衆議院の委員会で安保法案の採決が行われた。
その中身や議論の過程に触れるものではない。

採決に至るまでの課程、あるいは採決を見て、
「政治に関心を持とう」と思う若者が増えるのかどうか。

近年の政党は政治に関心を持ってもらい、新たな支持者になってもらう努力を怠ってきていると、
自分は思っている。

やっているのは一部の政治への関心の強い人たちの中でどう票を奪い合うのか。
そして、その一部の人たちだけの票で勝つためには、投票率が上がらないほうが良い。
あるいは、選挙の時にいかに風を吹かせて自分たちに「無党派層」が投票してくれるのか。

そりゃあ、若者は政治に関心を持たないよ。投票に行かないよ。
どんどん高齢化していく支持層のほうばかり向いている政治。
どんどん構成員の数が減っている各種団体ばかり向いている政治。

政治に関心が薄い人にどうやって政治に興味関心を持ってもらうのか。
政治を自分事に考えてもらうのか。
そんなことを考えているんだろかと、いぶかしんでしまうことも多々ある。



安全保障の今回の議論を多少なりとも中身を知っていて、議論の過程を知っている人じゃなくて、
政治に関心がほぼない人の立場になって考えてみて。
あるいは今回の法案に関心はあるが、自分の中で賛成反対を明確に決めれずにもやもやしていて、それでも重要なタイミングだということで知ろうとしている人がどういう考えなのか。


首相含め多くのヤジが飛び交うっていうニュースだけをちらっと見た人が、政治に関心をもとうって思うのか。
昨日の採決時の委員会室の様子。
もやもやしていた人がこの様子をみてどう思うのか。


昨年の都知事選の際にこんなことを書いた。

伝え方を上からの押し付けにすること。
自分たちが頑張っているんだ感が出過ぎること。
そして、自分たちの思いに共感しない人を否定すること。
これらからは何も生まれない。
いい悪いはおいといて、選挙に思いを強く持っていない有権者が多いなか、
政治側はがどのような伝え方で有権者の心を動かすか。
年中夢求 ハラケンのブログ: 「雪の中頑張っております」っていう候補者陣営があれば、そこは有権者のことを何もわかっていない  より


法案の中身や重要性に関心を持つ前に、”政治”に関心を持ってもらうことが必要なのに。
よくわからんけど、政治はくそだねってなるだけだよね・・・

ほんとまとまってなくてすいません

2015年7月2日木曜日

70年前に女性に参政権が与えられたけど、女性の政治・社会参画は進んだのか?18歳選挙権時代を考える①


選挙権年齢が2016年の参議院選挙から18歳以上へと引き下げられることが先日国会にて決まった。
公職選挙法なる選挙に関わる法律が改正されたのだ。
これで2016年夏から日本では「18歳選挙権時代」に突入する。
今後の教科書に必ず載るような歴史に残る変化なわけです。


でも、「選挙権年齢が18歳以上へと引き下げられた」という”だけ”にはしたくない。
選挙権年齢引き下げをきっかけに「若者の社会参画が進んだ」「若者の力を社会に活かすようになった」と歴史に残ってほしい。
というより、そう残るように色々と今年度、来年度あたりは動きを進めていかなきゃいけない。

「18歳選挙権時代を考える」とのシリーズ的に色々と書いていこうと思う。

罰則規定のない法律がかわっただけ


何が変わったっていえば、罰則規定のない法律が変わっただけ。
権利である選挙権、これの年齢が2歳下がっただけ。
もちろん、大きな変化であるのは間違いないのだが、これだけで社会に大きな変化が起きるわけではない。

法律が変わったとしても、人の意識が変わらなければ社会全体の変化にはつながらない。
その法律に関する様々な環境が変わらなければ、人の意識も変わらない。

例えば、約1カ月前ぐらいに、自転車の交通違反に関する罰則が厳しくなったことは記憶に新しい。
イヤフォンを付けたままの走行や、車道脇の逆走などについての取り締まりが厳しくなった。
この場合は選挙権年齢とはちがい、違反をすると罰則が科される。
それでも、自転車走行のマナー変わったか?自分の生活圏の範囲だとそんなに変化は感じないよ。
変わるためには、自転車走行のルールに関して、自転車に載る人、そして歩行者・車の運転手に対しての啓発が進む必要がある。
自転車専用道の整備などの環境整備も必要。
(そもそも、自転車は基本的に車道を走ることになっているのに、横断歩道の横に自転車の横断レーンがあるのが解せない)

70年前に女性にも参政権が与えられたが女性の参画は進んだか?