2016年12月31日土曜日

【2016年9大振り返り】中野・岡山・ウズベキスタン・SCHOOL OF LOCKなど

新幹線で東京から岡山に帰省中!
座席に座れず、デッキにいて、暇なので書いてみとく、2016年の振り返り
(写真は後付け)


9個をあげてみるけど、9位から1位ってランキングではなく、とりあえず9個!
そして、YouthCreate関連のことは年度末に書くだろうから、仕事以外の事も多めに。

1:地元岡山での活動拡大!!
ひょんな縁から一気に地元岡山での活動が増えた一年。
岡山大学非常勤講師の任をいただき、月2回岡山で授業中。
その他、色々と「若者の参画する街岡山」として活動中!
授業を一緒にしている岩淵先生!
岡山でお世話になってる、野村さんと石田さん

2:グリーンバード中野チーム、リーダー4人体制へ!
中野で2013年からやってる地域でのワイワイゴミ拾い!
今年からリーダー4人体制。そしてゴミ拾いの回数も100回超えたよ!
リーダー4人の謎会議(飲み会)




3:三十路突入!!盛大に祝ってもらった!
86年生まれ。岡崎と長友と本田と同い年。ということで30歳になりました!
色んな仲間に祝っていただきました!


4:今年も東大リーグで点とったよ!!
未だに大学時代のサッカーサークルで試合に出させてもらってる!
俺より上の人もいっぱいいるチームだけど。チームの名前もいつの間にか変わったけど。。。
今年も1点ゲットで、3年連続得点!今年は3試合で1点。
相手は大学1年生チーム

CITY FCのほうは完全な幽霊でごめんなさい・・・・
これはシュート外したシーン


5:YouthCreate体制変更
2年一緒にやってきたナオが退任。小川とみきてぃがスタッフに!
その他多くの人とやってます!
右です

説明を追加
6:SCHOOL OF LOCKの皆さんと18歳選挙権の全国行脚!
18歳選挙権の啓発に関して、総務省の企画で全国行脚。
任期ラジオ番組のSCHOOL OF LOCKの皆さんと色んな街でイベントをしました!
パーソナリティのお二人はもちろん、スタッフの方々、一緒にイベント作った皆さんから多くを学びました! 当たり前だけど、どの業界でもそうだけど、プロってすごい!
(年内ラスト放送でもいじっていただいたそうで、ありがとうございま~す!)
広瀬すずさんと!!
そして、とーやま校長とあしざわ教頭と

7:拠点中野での活動拡大!
中野に住んで五年目!いろんな縁でいろんな機会が!
中野区社会福祉協議会の評議員就任!
中野区と協働で全中学での出前授業の実施へ!!





8:ウズベキスタン旅行!!
大学3年の時に、行くつもりで飛行機のチケット取ってたのに、ヘルニアで入院して行けなかった場所。久しぶりにがっつり休みとってバックパッカー行ってきました。9日の旅。費用は12万円!!
いいリフレッシュになるし、来年はどこ行こうかな~


9:総務大臣賞受賞!!
結局仕事関係になるけど、ラストは総務大臣賞受賞に関して!!
長年の多くの仲間とやってきたことが評価されて嬉しい!!


以上9選!!

ちなみのこのブログで1番読まれた記事は以下でした!


【一人暮らし学生と住民票問題】実態と4つの問題と検討すべき今後の対応 

さて、来年も頑張るぜよ!!

2016年10月17日月曜日

2016年10月ウズベキスタン旅行②街自体が世界遺産。ヒヴァへ!

ヒヴァ初日


朝7時過ぎにウルゲンチ空港に到着!
ほんとに小さなかわいい空港。
飛行機から各自歩いてターミナルまで。
荷物を受け取って空港の外に。
世界遺産の街であるヒヴァまでバスで1時間ぐらいとのことだったの、バスを探そうとしたけど、空港の入り口で待っているタクシーの運転手の一団にやられた。
とりあえず値段交渉。一人8ドルで行ってくれるらしい。
うむ、日本にしたらすごく安い。でもウズベキスタンにしたらすごく高い。(後から考えると本当に高い)
ちなみにこの運転手さんは1ドル=7000スムで両替してくれるらしい。
もう正式なレートなんて何かなんだかw

でも、24時間一度も横になってないからもういいやってことで乗せてもらう。
ヒヴァまでは道をまっすぐ!
途中は綿花畑がいっぱい。他にもフットサルコート的な場所やら、住宅やら、学校やらが見えた。

ヒヴァの内門(イチャン・カラ)まですぐのところの予約しておいたホテルに到着。
10時前ぐらいの早い時間に到着したにも関わらず、すごく丁寧に迎えてくれる。

「30分待ってもらえれば部屋を掃除して用意するから、コーヒーでも飲んで待っててよ」ってな感じでコーヒーを飲んでのほほんとしている。
部屋をあっという間に用意してくれたんで、とりあえず部屋に入る。

ツインの部屋でとてもきれいだし広いし。シャワーもしっかりと!
中庭を囲む作りになってて、中庭には椅子やらブランコもあっていい感じ。2階のテラス席も日当たりが良い!
とりあえずWi-Fiも入ることだし、しばらく休憩。


次の日には夜行列車でサマルカンドに行くので時間を調べようと、ホテルの方に聞く。近くにチケットセンター(カッサ)があると教えてくれるので向かう。
小さい商店みたいな感じだけど列車の写真とか貼ってあるからわかりやすい。
英語も少し通じる窓口の方で、丁寧に教えてくれた。
結局2等寝台にすることにして、一人35ドル。最初はスム払いを求められたけど、スムがないというとドルで対応してくれた。(120000スム)
列車はウルゲンチを16時20分発で、サマルカンドには4時半につくそうな。
4時半に駅についてどうすればいいのか不安も残るけど、まあなんとなるっしょ。

その後、いよいよイチャン・カラへ!!
宿からほんの5分で北門に到着。
城壁の存在感というか、年月を経ている雰囲気というか、何ともすごい!

2016年10月ウズベキスタン旅行① ウズベキスタンへの道


10月12日から13日
2009年の南アジア以来のバックパッカー旅へ!といってもわずか一週間だけど。
中央アジアのウズベキスタンへ!

今回は大学時代の仲間と2人旅。
事前にビザを日本にあるウズベキスタン大使館で獲得。
一週間でとれます!

成田インチョン国際空港 
1255発 1535着(約2時間半)
インチョン国際空港タシケント空港
2145発 0125着(約7時間)
タシケント空港→ウルゲンチ空港
0715発→0855着(約1時間半)



費用と日程の関係から、インチョン国際空港(ソウル)を経由してのウズベキスタン入り。
まずはTWAY航空で成田からの2時間半のフライト!

格安航空会社ってこともあり、水も何も出ずに、粛々と⁉︎インチョン国際空港へ。

次のタシケント行きの飛行機まで6時間のトランジット待ちなので、一旦出入国エリアを出る。

地下のフードコート的なところで、飯とビール。これで、日本円で800円ぐらいかな。美味しかったし、キムチ食べ放題だし、満足!


その後はコンセントのあるとこで同行者とともに、黙々とPCに向き合い仕事。

2時間半前ぐらいにチェックインに向かう。
タシケントまでの飛行機はウズベキスタン航空。

発車時間より60分も早い時間がボーディングタイムに設定されてあり焦る。
急いで4階にある無料シャワーへ!
各個室になってて、タオルやシャンプー類やドライヤーに、歯磨きまで無料!

そしてハイネケンを一杯だけ飲み干し搭乗へ!

2016年10月13日木曜日

「働いていない高校生は投票に行っては行けない」なんてとんでも意見

※10月20日一部修正在り。下線部がそうです。

もう1か月ほど前になるが、とある地方議員さんたちと議論をさせていただく機会に恵まれた。
オープンなイベントなどではなかったが、メディアや行政の方も同席されており録音をしていた場ではあったので、完全にオフレコというわけではない。

やり取りの中で、18歳選挙権に関して”権利”と、それに対する”義務”の話が出た。
その中である議員さんが
「まだ働いてもいない高校生に、いたずら選挙権という権利だけ与えてよいのか。勤労をして、納税を行う義務についてもしっかりと果たしてもらわなければならない」
との旨を発言をされた。

みなさんはこの意見をどう考えられるかわからないがこの意見には全く賛同できない。

納得できない理由としては2つ。
1つはあまりにも適当なレッテルを高校生に貼っているから。
もう1つはそもそも選挙権を誰が持つべきかに関してあまりにも考えずに発言をしているからである。

高校生だって勤労・教育・納税を行っている

たしかに、国民の3大義務として勤労・教育・納税の3点がある。
高校生はこれを果たしていないのか!?
たしかに勤労をしていない人もいるだろう。しかしながら当然バイトを行い勤労をしている人もいる。全員が勤労をしていないわけではない。
教育の義務については、受けさせる対象を持っていない人がほとんどであり、まだ義務が発生していない。
また、納税については説明するまでもなく、消費税の支払いなど高校生も行っている。
ということであっさりと前述の議員さんの発言が理にかなっていないことはわかるだろう。
もちろん、そもそもこの義務を果たしていなくても投票することになんの問題もないと自分は思う。
勤労・教育・納税を果たしていない高齢者の方も選挙権がある。

誰でも1票である世の中

歴史を振り返っても、あるいは現状をみても「普通選挙」の世の中になった時点で、納税と選挙権は結びついていないということまで思考を巡らせての発言なのであろうかと思ってしまう。
一部の人たちだけでなく”一定年齢”以上の国民であればだれでも選挙で票を投じる事ができる社会を作ったわけだ。
年齢や立場や収入などの差を全くなくして誰もが1票。総理大臣も1票。大富豪も1票。若者も1票。
そのような形をとることにより、社会の担い手を広げ育てている。
そのため、繰り返しになるが高校生だって投票に行く権利をもらうことになんの疑いもないし、主権者教育の導入とあわせて、より若い時から政治に触れる方が増えることを歓迎する。

投票の質と量を一定以上確保するための機会や努力が政治側にも当然求められる

とはいえ、投票に行かない人も多いし、「なんとなく」投票に行く人もいるのだろう。
この現状があるなかで、若者と政治をつなぐ活動を行っている自分は投票の質と量を高めるための取り組みを行っている。
「投票に行こう」という活動では決してなく、「自分と政治の繋がりを考え知ることで結果投票に行く人を増やす」といったイメージ。

当然この努力を政治側もするべきである。
投票しようと思っても、ろくな論戦がない選挙。そもそも何を主張していて何を行っているのよくわからない候補者・政治家。
選挙期間中になれば、聴衆が論戦を聞くことさえできない公職選挙法。
その他言い出せばきりがないが。
とりあえず政治側も有権者側もともに「民主主義のアップデート」をしていかなければならない。

そのアップデートの努力をせずに、いたずらに有権者(特に若者)に責任を押し付けてはならない。

2016年9月6日火曜日

退職者向けの「地活(地域デビュー活動)」って言葉が今後はやるのかな!?

地域でのゴミ拾いをやっております


住んでいる中野区で、グリーンバード中野チームを仲間と立ち上げて、ゴミ拾い活動を始めてから、4年以上たち、ゴミ拾いの回数が100回を超えた。
正確にいえば、ゴミ拾いを口実に色んな人と出会って、あれやこれや話し合うこと。
あるいは、「おれ、いい事したな!」と思いながら、活動後のビールを楽しむ事だったりするわけだが・・・

グリーンバードは全国、さらには海外にも多くのチームがあって、各チームユニークな熱い活動をしている。
グリーンバードHPより

勢いのあるチームの努力や試行錯誤に比べれば、中野チームなんてほとんど、参加者を集める努力や企画を打ったりはしていないのだが、色んなご縁で地域の団体や個人や行政ともつながってきている。

中野チーム運営メンバーの会議風景・・・

地域の色々な職を受けております


そして、なぜだか今年度からは、自分が中野区社会福祉協議会の評議員に任命されたり、
なかの地域福祉推進フォーラムの企画委員になったりと、地域の活動にぐいっと入っている。

みなさんも、予想の付く通りこういう会のメンバー構成をみると年齢が高めになってていて、その中に若者を入れていこうという意図があるようで。(もう30歳だけど)
そしてこういう会議は平日の昼間に行われるのが基本で、となると全うに働いている人はそもそも会議への参加もできず、本職もある種自由業!?の自分はちょうどよかったのかなと。

「地活(地域デビュー活動)」を退職者に広げる必要性

今日は、フォーラムの企画会議がさきほどまであったわけで、色んな面白い話が聞けました。
地域で活動をしているいろんな方の生の声という感じ。

活動をしているけど人手が恒常的に足りていない、あるいは高齢化が進んでいる悩みが活動者側にあったり。
でも、長年続けているメンバーの間に新たな人が入ってくることを少し躊躇したり。

2016年9月2日金曜日

岡山県の予算の25%は教育費!!!ちなみに国は約5%

【4年に一度が新潟や岡山にも】


4年に1度のオリンピックがあり。あるいはサッカーファンにとっては4年に1度のEUROがあり。
(なぜかコパアメリカは最近よくやるからありがたみがないが・・・)

自分の活動の分野である、若者と政治ということであれば、7月には初めて10代が投票に行った参議院選挙があった。こちらは任期6年で、3年に1回半数ごとの改選。
そして、本来なら4年に1回のと書きたい都知事選が今年も!!あった。4年間で3回目・・・

そんな夏も終わり9月に突入。

4年に1回の一大イベントは次は岡山や新潟にやって来る。
各都道府県のトップを決める、知事選挙のこと。

新潟では出馬を表明していた現職の泉田知事が、一転し出馬せず引退を表明し話題になっている。
4選出馬を撤回=地元紙の報道理由に-泉田新潟知事:時事ドットコム

【岡山県でも10月に知事選挙が!】

自分の地元でもあり、今年の頭から色々と活動をしている岡山県でも10月に知事選挙が行われる。
現在1期目の伊原木知事は出馬を表明。
前回の選挙の際に支援した自民・公明に加え、前回選挙で自主投票だった民主党を母体とする民進党も推薦を決定。
一方、共産党などでつくる市民団体は、独自候補の擁立を主張しているものの未だ候補者の擁立には至っていないという現状。

【4年に1回、自分の県のことを新ためて考えるタイミングにしたい】
前回の知事選挙の投票率は38.64%。これは若者の投票率ではなく、県内の全有権者の投票率。
なかなか盛り上がりに欠けるような状況。多くの人が投票という行動をしなかったという状況。

ぜひ一度この4年間、自分の住んでいる県ってどうなったんだろう。
今後どんな県になってほしいかな。
なんてことを考える機会になればなと思う。

【4年間で約3兆円の予算 4分の1は教育費】

岡山県の1年の予算は7000億円ちょっと。4年間だと約3兆円のお金が動くわけだ。
そして、その中の約4分の1が教育費


全体の予算の中の4分の1の割合を教育費が占めているって実はすごい。
何と比べてすごいかといえば、国は市と比べてすごい。
例えば、28年度の国の予算では、教育費は5%ほど(文教及び科学振興で5.5%)
同様に岡山市の予算では、教育費は7.5%。

どうでしょ?県の中における教育の重みみたいなものを感じていただけますでしょうか?
もちろん、県の25.4%の中で、人件費だったり学校の運営費だったりとある程度固定で支出の必要があるものに関しても多く色々と一気に変わることはないけど、着目点であることに変わりはない。

ということで、ちょっと県の政治にも興味持ってみてほしい。
特に教育を今まさに受けている学生のみなさんだったり、お子さんが今後教育を受けていくであろう世代の方だったり。

【参加者募集中】


国のことに限らず若者と政治をつなぐためにYouthCreateも引き続き頑張ります。
ということで、イベントのお知らせ

9月17日に1日で3つの岡山のことを知り、考えるイベントを開催します!
10代・20代・30代ぐらいの方にぜひ足を運んでほしいです!


①:地方政治ってなに?・・・岡山県の政治が自分にどのように関わっているかを知ります!

②:身近な生活と政治とのつながりをみんなで話す・・・生活に起点を置いた視線で政治をみんなっでわいわいと考えるイベント。ワールドカフェ形式での実施です。

③:各県議会議員に聞く、県政の4年間・・・現役の岡山県議会議員に4年間を振り返ってもらいます






2016年8月14日日曜日

若者の政治参画を進めるために、若者にアプローチする限界

結局、若者の政治参画を進めるために、若者にアプローチして何とかしようとすることの限界が見えた18歳選挙権導入のこの1年。社会が大人が政治が変わらんとどうしようもない。若者に罪はないよね。

この1年間、18歳選挙権関連で想像もしてない変化があって楽しかった。
学校現場にこんなに行けるなんて!!
まさか、先生に研修をする側になるなんて!
いろんな10代の芸能人の方々とのイベントなんて!

って思うけど、同時に翻弄された1年だった。

実は参院選終わって1か月たつけど、なんかやる気が出きらない時間も多いんだよね。
たぶん、ある種の祭りの後の脱力感もある。そのうち戻ってくると思うけど。

同時に、いろんな若者に接しまくった結果、変わるべきは若者じゃないよね、という結論に再度行き着く。

ギャルの子だって、偏差値がどうであれ、政治についてとっつきやすい入り口をうまく作って、
安心して話せる環境を作って、
未来を託していることをきちんと伝えれば、
やっぱり考えるよ。

問題は若者の変化を、あるいは若者の気持ちを社会が知らないこと。
あるいは、上記のような環境を社会として作らないこと。
さらに、若者の声を聞くための変化を自分たちが行う気もないのに、「政治に関心を持て」とだけあおろう社会だらけなこと。

また、逆に若者は、ただ若者らしい意見を発すればいいのか。発すればほめるのか。
若者としても、社会全体のことを見るという必要もあるのではないのか。

改めての悩みは尽きない。

若者と政治をつなぐ、存在として今後YouthCreateは、おれは何をやっていけばいいのか。
目の前のことを一つ一つやっていきながらも、改めて大きな方向性を考えていかないと。



オリンピック観戦の合間の殴り書きでした。
とりあえず確実に言えるのは、社会の多様な人・組織・視点と一緒にやっていかないとだめだということ。
みなさんと色々と仕掛けたいね。

2016年8月3日水曜日

献本いただきました!!「若者離れ」 by 電通ワカモン


献本いただきました!!「若者離れ」


電通若者研究部「ワカモン」のみなさんが執筆をされていて、色んな切り口から若者に関しての考察を、豊富な事例とともにまとめています!

そして、実はYouthCreateが昨年度に全国のみなさまと一緒に行わせていただいた18歳選挙権の啓発の企画も、ワカモンの皆さんと一緒に作らせていただきました。
その事例についても掲載いただいておりうれしい限り。



政治の話を自分事と捉えて感じてもらうための仕掛けが、SCOOL OF LOCKとのコラボレーションだったり、「街×政治」ワークショップだったり。
狙いを果たすための企画作りに関して共感するところがあり、企画のブラッシュアップや実施の際はすごく楽しかったです!
もちろん、諸々のご迷惑をおかけしましたが汗
他の事例や若者の考察なんかもすごく楽しそう!!ためになりそう!!

水族館好きの俺としては、本の中で水族館ガール主演の松岡さんと吉田さんが対談してるのがうらやましい限りです。

小木さんはアイドルとかではなくおれとの対談とかで、なんかすいません。
参考記事(もう1年以上前だけど)→


2016年7月31日日曜日

良くも悪くも18歳選挙権に翻弄された期間が終わり。

さて、色々選挙も終わり、8月からは平常運転。
YouthCreateの新たな事業の構想をしつつ、岡山での取り組みは新しいことを始めつつ、事務所の環境の整備を進めつつ。という8月かな。要は飛び立つ前の雌伏の時。それが新たなものを生み出す、至福のときでもあるんだけど。
良くも悪くも18歳選挙権に翻弄された期間が終わり。

危うく、教育に熱心な人になるところだった。
もちろん、18歳選挙権を契機とした教育もすごく意義あるし楽しかったから、続けていくけどね。
そこに限らず「未開の分野に、政治への入口を用意する」活動がYouthCreateの本分。

しばらくおとなしくしておきます。

同時に、中野やグリーンバードや読書や語学や運動や映画やサッカーや復活させる。

ほんとに1年間で視野が深まると同時に、狭まりもした気がしてて怖い。
色んな場や人に会い続けないと。


ということで月曜はさっそくゴジラ見てくる。
火曜の朝は7時からグリーンバードのゴミ拾い
水曜は中野の社会福祉協議会主催の地域のイベントの実行委員会の初回

ポケモンGOはアイフォン4Sだと起動せずやれないという状況・・・
参考記事

2016年7月11日月曜日

憲法改正に賛成ではないのに、自民党に投票した10代の何が悪いのか

参院選から一夜明け選挙結果含めて、色々な意識調査が出てきている。

一つの注目点であった改憲勢力で3分の2以上の議席獲得というラインを突破したことが注目点だ。そして参院選の間には特に憲法のことを口にしなかった安倍総理も憲法調査会の設置に関して”いよいよ憲法審査会に議論の場が移る”と言及するなど今後憲法改正に向けた議論が進んでいくことになりそうだ。

初の18歳選挙権導入の国政選挙ということで各メディアが10代の投票行動に関して色々な調査結果を公開している。10代の投票先や重視した政策に関してみてみる。

10代の比例区の投票先は自民党が多い

NHKの調査によると
比例代表では、自民党に投票した人と答えた人が42%と最も多く、次いで民進党が20%、公明党が10%などとなっています。

同じく共同通信の調査によると

18~19歳に比例代表の投票先を聞くと、40.0%が自民党と答えた。民進党が19.2%、公明党が10.6%で続いた。
そのほか朝日新聞・読売新聞におていも自民党に投票した10代は、それぞれ40%・36%となっている。このように10代もほかの世代同様に自民党に投票した割合が多いようだ。

とはいえ改憲に賛成というわけではない
で、あれば改憲に賛成かといえばそうでもない。
NHKの調査によれば
今の憲法について、「改正する必要がある」と答えた人は22%、「改正する必要はない」が26%、「どちらともいえない」が52%でした。

共同通信の調査を引用した日経新聞の記事によれば
 憲法改正の是非を年代別にみると18~19歳は賛成が46.8%、反対が47.2%で賛否が拮抗した。 
となっており、 拮抗している状況となっている。

憲法改正に賛成でないのに自民党に投票しても問題ない

選挙前に、プレイボーイのインタビューにて、映画監督・森達也氏が
「憲法を守りたい」と「自民党支持」がなんとなくイコールになってしまっているレベルなら投票しないほうがいい。
と語り、賛否の声が巻き起こった。”なんとなく”とい部分に森氏が独特のニュアンスを込めているのだろうなと思いつつも、この言葉に自分は賛成できない。
投票の際に、何を重視するかは人それぞれ違う。もちろん、各政党は自分たちに有利なように争点を作る(あるいは争点を隠す)。マスメディアや有識者が、それぞれ”これが争点だ”という。
そして、その争点を重要だと考えずに、投票先を決める人、あるいは投票に行かない人を非難することも多々ある。

何が争点かを明示するのはどんどんすればいい。でもその争点を世の中に対して押し付けることはやめてもらいたいと思うわけだ。
今の日本の選挙システムでは、党か個人の名前をかいて投票することしかできないいわけだ。自分と全く同じ考えの投票先なんてめったにないわけで、それぞれジレンマを抱えつつも一つの投票先を選ぶ。
その投票先の選び方が、「憲法改正に賛成ではないけど、他の部分を考えたときに自民党」という思考でも問題ないわけだ。

どのテーマを重視しての投票でよいし、重視するものなくてもよい

10代は何を重視して投票したのか。
景気雇用が28%・社会保障が15%・憲法が14%。以下子育て支援・消費税と続いていく
高齢者と見比べると社会保障への関心度は低いが、消費税への関心度は高いといった違いもある。

人によって関心分野は違うのだろうが、その人なりに悩んで政策や候補者を見比べて、投票する。
10代の方なりに身近なテーマに興味をもって、なんとか投票先を決めるということでいい。あるいは重視する政策なんてなくてもよいのかもしれない。初めて選挙に向き合って、自分なりになんらか考えたのならそれが大事なのだ。

EU離脱の住民投票とは違い、憲法改正に関しては改めて国民投票がある

2016年7月9日土曜日

高校への出前授業で絶対につかわない2つの言葉。「投票はすぐできる」「一票で社会が変わる」

「投票に行こう」という言葉だけでは人を動かす力はない。


参院選投票日もいよいよ明日。初の18歳選挙権にあたって、10代を中心とした若者の投票行動に着目が集まっている。
そして、若者向けに呼び掛けたような記事や特集が大量に見受けられる。
確実な予測として明日投票日の各誌の社説にも、18歳選挙権に関連した内容が多く出るだろう。

自分は「若者と政治をつなぐ」をテーマに掲げたNPO法人YouthCreateの代表として活動している。
その自分からすると、当然10代を含めた若者の投票率は上がってほしい。
でも、「投票に行こう」という言葉だけでは人を動かす力はない。
この言葉を聞いたときに、納得感や義務感や自分事感などがついてくるから投票に行くんだと思う。


選挙以外の時に何をするか、考えるかが大事


自分は「結果として投票に行く」という流れを作れないかと思っている。
選挙の時に、「投票に行こう」という訴えをすることは本質ではない。
選挙以外の時の政治との関わりが、結果として選挙の時に投票にいく行動へつながる。あるいは、政治家・政党の公約を変えさせる力となる。

選挙以外の場での大きな変化が学校現場。
そんな、自分はこの1年間で、延べ40校ほどの中高にお邪魔をし、外部講師として出前授業をさせていただいている。
18歳選挙権になっての大きな変化が学校現場の変化。いわゆる主権者教育が大々的に始まってる。

「投票はすぐできる」「一票で社会が変わる」は使わない


その現場で自分は以下の2つの言葉は使わない。
「投票はすぐできる」「一票で社会が変わる」

2016年7月6日水曜日

自治会の都合を理由とした市全域での投票時間の繰り上げは許されるのか。

3割以上の投票所で投票時間の繰り上げの現状


18歳選挙権に関して、各自治体が色々な仕掛けをして、なんとか若者を中心に投票率をあげることができないかに腐心しているわけですが、それとは逆の動きもある。

今に始まったことではないのですが、投票時間を短縮する自治体が多くある。

投票日は基本的には夜の8時まで投票所を開けておくという定めがあるが、各自治体ごとの判断で投票時間を繰り上げすることもよしとされている。

日経新聞の調査によると、
全国4万7905カ所の投票所のうち、34.6%の1万6594カ所が終了時刻を前倒しする。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB27HJD_X20C16A6EA2000/

そうだ、
選挙の執行にかけられる予算が減っているからという状況は理解しつつも、19時とか18時に投票所を閉めることはどうなのかと感じる点もある。
総務省によると、午後6時~8時に投票した人は全体の1割ほどいるそうで、決して無視できない割合。


群馬県の都市部でも全投票所での投票時間の繰り上げは納得できない


選挙のたびに同様の記事を投稿しているのですが、群馬県は特殊。
今回の選挙において、全県内935カ所のうちなんと約90%の846カ所で投票時間が繰り上げとなっています。なんでしょうかこの横並びな感じ・・・
たしかに、いわゆる町村部のような田舎であれば、夜間に出歩いて投票に行く人がかなり少なく、投票率も高い状況であるということであれば、投票時間繰り上げとう判断に合理性がないとはいえないかもしれませんが。。。

しかし、問題なのは前橋や高崎のような都市部においても全投票所が1時間繰り上げとなる19時に閉まるということは納得いかない。


議会や自治会からの要請は理由になるのか?

前橋市議会の中で、この投票時間の繰り上げに関してのやり取りがあり、行政側が以下のように述べている。

議会及び自治会連合会から合理性のある選挙の執行という要望をいただきまして、検討を重ねた結果、平成21年に執行しました県議会議員補欠選挙から投票時間の一斉繰り上げを実施いたしました。
 さらに答弁は以下のように続く

議会は当然市民を代表するものと考えております。また、自治会のご協力なくして選挙は成り立ちませんものですから、自治会のご意見ということは住民のご意見だというふうに理解しているところでございます。

これは正直納得いかない。議会が市民の代表ということはまあよしとしよう。ただ、その議員を選ぶ選挙は45.54%の投票率であるということを何とかしようという気はないのか?
前橋市では国政選挙だけでなく市議会議員選挙においても投票時間の繰り上げを行っている。

また、自治会の意見が住民の意見であり、その理由が選挙の執行にあたって自治会の協力が必要だということも納得いかない。
おそらく選挙の際の立会い人などの係員としての自治会を介して、人を集めており、その自治会から不満が出たということなのだろう。
人を選挙のために集めること、あるいは高齢の方が長い時間座り続けることなどは正直大変なのだと思う。
自治会の方のおっしゃることはよくわかる。
だからといってそれをうけて「はい、投票時間を繰り上げます」というのはあまりにも安易。

行政として新たな発想や努力はないのか

2016年7月1日金曜日

(訂正と追記あり)【一人暮らし学生と住民票問題】実態と4つの問題と検討すべき今後の対応

投票できない18歳 総務省に要望書 選挙人名簿登録問題
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00010000-doshin-hok

こんなニュースが今日掲載されていた。
ニュースの概要としては、住民票を親元に残したまま他の自治体で寮生活をしている高校生が、
不在者投票を行おうとしたが、行えなかったというもの。

実はこれまでも住民票と一人暮らし学生の投票権に関しての様々な問題は指摘されてきている、
実態と問題点、そして解決策についてまとめてみた。

【概要】
大学への進学(冒頭の記事のように高校生も)を機に親元を離れ、下宿などを始めが、住民票を転出先の自治体に移すという手続きを行っていない学生と選挙の話。
選挙の時には今住んでいる場所に選挙の際の入場券は送られず、住民票のある実家に届く。
それによっておこる問題点は2つ。

①選挙に行くことのコストが高くなり、結果として選挙に行かないという選択肢をとる可能性が高いこと。
なぜなら、どうしても選挙に行こうとすると実家に戻り投票に行くか、郵便で遠隔から投票できる不在者投票制度を使うかのどちらかになるからである。

②また、さらに問題なのは、不在者投票を行おうとしても、住民票のある実家の自治体から”生活実態”のなさを原因に投票を拒否されてしまうことがある。

これが概要だ。この記事では主に②の部分の問題点について書いていく。

【問題点①多くの一人暮らしの学生が住民票を移していない】
実際、親元を離れて暮らしているのに、住民票を移していない学生は相当割合いる。
明るい選挙推進協会が2015年6月に行った調査によると、63.3%の一人暮らしの大学生は住民票を移していないそうだ。
10年ほど前に自分が大学生であった頃の周囲の友人と話をしていた感覚ともそんなにずれていないので、今に始まった状況ではないのかなと思う。

住民基本台帳法によれば「住所が変わってから14日以内に住民票を変更すること」と定められており、法律で住民票を移動させるべきと規定されているのだ。

【問題点② 原則住民票のある自治体での投票を想定されている制度であることを知らない】
そして、選挙人名簿への登録も基本的には住民票をもとに決められる。
(3か月以上の居住の必要性などの要件があるので原則と表記した)



しかし、NHKの調査によれば18・19歳の半数以上が”住んでいる自治体に住民票を移していないと、その自治体で投票することができ”ないことを知らないという。
http://www.nhk.or.jp/d-navi/link/18survey/img/0125_yoron.pdf
おそらく、これらの方の多くは原則的には引っ越しの際に居住地に住民票を移す必要があることを
知らないだろう。

しかし、引っ越したとしても”居住実態”が実家にあるのであれば、住民票を現在住んでいる場所へ移さなくてもよいという解釈もある。
卒業後にも、引き続き実家に帰らないと決めている学生などは当てはまらないが、長期休暇などはしっかりと実家に帰っているという学生などは居住実態は実家にあると認められるそうだ。

なにはともあれ、住民票を実家に置いたままで遠隔の地で一人暮らしをしている学生は、不在者投票制度を使って投票することが現実的だろう。片道1時間ぐらいであれば帰省がてら投票場にい足を運ぶこともできるかもしれないが。

不在者投票制度については総務省のHPに以下のように書かれている

2016年6月19日日曜日

18歳選挙権時代突入!!大人が持っておきたい5つの視点

いよいよ、選挙権年齢を18歳以上へと引き下げる公職選挙法の改正案が、今日2016年6月19日に施行となる。
18歳、19歳が投票できる18歳選挙権時代のスタートとなる。

自分は若者と政治をつなぐをミッションとしているものとして、この変化には思い入れが強いし、
色々な仕掛けも変化に合わせて行ってきた。
1年前に、国会で法律の改正が決まり、この1年間の実践や世の中の変化を通じて、改めて今の考えを簡単にまとめます。


<1:若者の参画が始まった年にする!!>

たとえば、10年後ぐらいから今年を振り返ったときに
「2016年って選挙権年齢が下がった年だよね。」なんて評価にはさせない。
「選挙権年齢が下がったことをきっかけに、若者の参画が進みだした年だよね。」
そのような評価につなげなければならない!
京都議定書の採択をきっかけに環境に対する動きが増えてきた。
阪神大震災を契機にボランティアというものの認識が変わった。
18歳選挙権をきっかけに、若者の力を社会で活かすことを考えたい。

以下は昨年6月に参議院にて参考人として招致され意見陳述をした際の動画です。


<2:変わるべきは18歳・19歳ではなく大人>

「選挙権を得た10代の意識の変化が求められます」なんて偉そうなコメントをメディアなどでたまに見る。
違う、変わるべきは10代じゃなくて大人。あるいは社会全体。
「なんか政治の話タブーみたいだから、家庭や学校で話しにくい」
「政治については悪い話しか大人がしていない」
「そもそも、お父さんお母さんが投票に行っていない」
こんな話を、高校に授業にお邪魔する際によく耳にする。
若者は良くも悪くも社会全体の空気に敏感だ。
まずは、大人自身が、”主権者の一人”である意識を改めて持つ必要がある。
2014年の衆議院選挙で、40代前半までは投票率が50パーセント切っている現状も意識したい。






<3:学校現場の変化がおきている>

まず、高校での教育は大きく変わってきている。
自分も執筆者の一人である、文科省・総務省両省による”高校生向け政治選挙に関する副読本”の全高校生への配布を皮切りに、様々な主権者教育に関する授業が行われている。
特に高校。文部科学省の調査によると96.4%の高校で3年生向けに、なんらかの主権者教育を行うそうである。
また、高校だけでなく小中高と積み重ねで進めることへの検討も進んできている。
さらには大学でも様々な動きがあり、自分も4月から岡山大学で、大学生向けの主権者教育授業の講師を行っている。
これまで自分が受けてきたのとは違う教育を受けて社会に出てくる世代がいるということを、知っておきたい。
選挙の仕組みを知ることなんかにとどまらず、民主主義の一員として、主権者としての認識を持ってきてるんだということ。

副読本にはこんなことも書かれている




<4:家庭・地域の変化も作り出したい>

2016年5月10日火曜日

30歳になりました

本日5月10日に30歳になりました。

これまでの30年間に俺に関わってくれた皆さんに感謝感謝です。
そして今後も色々とお世話になります。

30歳の大台はそれなりに色々と変わってくるタイミングなんだろうなと感じています。
昨年同様今年の抱負をかなりざっくりと。




【全般】
引き続き、探検家精神を持ち続け色々と仕掛けていくと同時に、
これまで仕掛けた経験をまとめて下の世代に伝えれるものは伝えたい。


【 YouthCreate というか 若者と政治というか】
・18歳選挙権ということもあるけど、学校での教育にかぎらず、今年を「若者の参画が進みだした」年にするためにもうしばらくあがきます。
学校の先生や親などの主権者教育の担い手を増やして、
「街に関わろう」「政治に興味を持つ」ってきっかけが、子ども若者にどんどん広がるようにと。

・街と政治
地方議員と若者の接点っていうのに引き続き多くの可能性を感じています。参議院選挙まではほとんどできないけど、引き続きそんな機会を全国で作り続けていくよ。

・岡山:岡大での授業も4月から始まりました。まだまだじわじわとした進みしかできてないけど、この30歳での新たな大きなチャレンジに成るのは間違いない。

あ、あと最近は本を一冊書きたいなとも思い出しています。

【中野】
・グリーンバード:引き続きゴミ拾いを通じて色んな人と出会いたいよね。
・実は中野区社会福祉協議会の評議員ということにもなりました。
・引き続き飲み屋を回ります。

【その他】
・サッカーなど:土日が全く時間が取れず満足にできてないけど少しでも仲間と身体を動かしていきたいね。

・海外:10月ぐらいに休みとって、中央アジア行く!!つもり。・・


ってな感じでどうぞ宜しくお願いします。

また、昨年に引き続きウィッシュリスト公開しています。激励込めて支援いただけると嬉しいです!
ハラケン30歳!引き続き探検家​として自分の道をみんなと一緒に​! http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/1XVHBS3LYJSPA/ref=cm_sw_r_tw_ws_Rbymxb10T4CZA 

ハラケン

2016年5月1日日曜日

大学生の主権者教育~岡山大学実践デモクラティックラーニングの様子①~



実は今年度から地元でもある岡山大学にて授業を持っています。
しっかりと単位のつくやつ!

その名も「実践デモクラティックラーニング入門」
って言ってもなんのことやらわからんと思いますが。
一言で言ってしまえば「大学生向けの主権者教育」の場です。

街の事を入り口に、自分と政治の関係を感じてもらい、結果として選挙に行く
そんな流れを作りたいと思っています。

今年の2月に色々ないきさつから「よし、大学で授業を作ろう」となり、
岡山大学地域総合研究センター(通称:アゴラ)の岩淵 泰助教と一緒に作りました。



月2回実施のこの授業の様子を可能な限りレポートしていこうと思います。

第1回の様子


第1回はオリエンテーション的な位置づけなので詳細は省きますが、
多くの学生が参加してくれました。
初回からメディアの取材も入り注目度の高さにドキドキとしてました(笑)




第2回の様子


第2回は4月21日の実施。
可能な限り毎回参加学生目線でレポートを書いてもらおうと思っています。
今回は、教育学部4回生の梶本さんがまとめてくれました!!

以下梶本さんのまとめより

第1回のオリエンテーションに引き続き、本日も雨でした。
雨男・ハラケンさんは、晴れの国・おかやまにも勝る威力をおもちですね。

前回の講義以降、ハラケンさんと岩淵先生に起こった出来事についてのお話がイントロでした。
まずは、岩淵先生。
大学時代を過ごされた熊本での震災について。
水俣病からの立ち直った熊本のエネルギーを、今回の天災に対する取り組みに応用していくことができるよう、このGW前後の動きがキーになりそうです。

岩淵先生
授業の様子


次に、ハラケンさん。
グリーンバード中野チーム代表として、東京都中野区の社会福祉協議会の評議員に任命されたそうです。
おめでとうございます。
貴重な若い人材としてのご活躍に、期待大ですね。



その流れで、ハラケンさんから、国内の政治参加についてのプレゼンがスタートしました。
自国の為に役に立つことがしたい日本人が、54.5%というポジティブなデータについて。
受講生からは、予想以上の愛国心への驚きの声が挙がった一方で、集団意識の強い日本人らしいデータだという意見がありました。

具体的な取り組みとして、東京都・中野区の成人式での模擬投票,大学における期日前投票所設置の成功例,山形県遊佐町や和歌山県新城市等での、若者の意見を盛り込んだ政策が挙げられました。

続いて岩淵先生からは、国外の若者の政治参加についてのプレゼンがありました。
投票率の低さは、議員への信頼が失われていることの表れである為、両者間の「近さ」の実現が目指されます。
その為にも、近々の明確なターゲットである7月の選挙以降も視野に入れた、「熟議」の場の充実が大切になっていきます。

よって、来年度以降の本講義の開講が必至ということです。
他の予定と重なってしまって履修を諦めていた方、ぜひ再考してみて下さいね。

岡山市の天野さんより


休憩を挟んで後半戦は、岡山市の広報を担当されている、天野さんをゲストに講義が行われました。



市広報誌を作られている多くスタッフの中から代表で講義に来て下さっているのだと思っていましたが、たった3人で作られているとのこと。
驚いた一方で、手薄な印象を受けました。
しかし、市民72万人を繋ぐ「Public Relation(広報)」を通して、岡山を「Know me(知って)」貰うだけに留まらず、「Love me(好きになって)」貰うことを目指す天野さんのエネルギーに、今後の広報誌に期待していきたいと思わせて頂きました。


今日は実質講義初日ということで、懇親会も行われました。
エネルギーの溢れるハラケンさんと岩淵先生が引き寄せる方々は、やはり興味深い方々ばかりですね。
告知タイムのネタが盛りだくさんで、刺激を受けまくりでした。



そんな濃いメンバーとも交流できてしまう、実践デモクラティックラーニング。
次回はGW明けの5月12日です。

岡山市広報誌で、イベント情報をキャッチして、楽しいGWにして下さいね。
以上

とこういう感じの授業です。

・広報誌という身近ではあるけどほとんど見たことが無いものをみんなで読んで、自治体のやっていることを知る。
・多くの政策の中でもかなりターゲットの絞り込みが難しい広報の実情などについて考える

といったあたりが狙いでした。


引き続き情報をみなさんにお伝えしていきます!
良いGWを!






2016年4月11日月曜日

【中野区社会福祉協議会の評議員になりました】

【中野区社会福祉協議会の評議員になりました】
新年度になり、色々と役割をいただいております。
詳しく紹介で来てないのですが、とりあえず少しずつ。
2013年から月に3度ほど中野駅北口をゴミ拾いしております。
グリーンバードという全国的なNPOの中野チームの代表の一人として、共同代表のなおと一緒にふらふらと。

中野内外のいろんな人が集まってくれて、楽しくやってこれてます!
その活動が目に留まったらしく、最年少での評議員ということで。
評議会で頑張って発言するのもそうだし、この肩書をもとにもっと中野でも色々とやっていかんとなと改めておもうわけです。
というわけで、中野の皆さん今年度もよろしくお願いします!